フィリピン留学に少しでも興味を持っているならば、先にパスポートを作っておいたほうが良いです。特に実家から離れている大学生は注意してください。
住民票を実家に残している場合、住民票や戸籍謄本を取り寄せなければなりませんし、混みあう時期は予想外に時間がかかったりします。フィリピンに留学しようと思ったけどパスポートが間に合わない、といったことにならないように、あらかじめ作っておきましょう。
パスポートの申請方法などはこちらのページを参照してください。詳しく説明しています。
すでにパスポートを取得している場合はパスポートの有効期限に注意してください。フィリピンに入国する際にはフィリピンでの滞在期間に有効なパスポートを所持している必要があります。
例えば、2月1日にフィリピンに入国し留学が終わって2月28日にフィリピンを出国する場合は、2月28日まで有効なパスポートを所持していなければなりません。2月14日まで有効なパスポートで入国して現地の日本国大使館領事館でパスポートを更新するという方法は使えません。
また、フィリピンに入国する際には搭乗日が確定した出国便の航空券を所持している必要があります。上記の例で言うと2月28日と搭乗日が明記された航空券を持っていることが入国条件となります。ですので、2月14日に出国する予定だと偽って入国することもできません。
フィリピンへの留学を検討したらまずはパスポートの有効期限を確認し、あまり残っていないのであれば早めに更新しておきましょう。
次に、フィリピン留学についてネットで情報を集めてください。
具体的には、グーグルで「フィリピン留学」と検索します。そして、最低でも上から10番目くらいまでのサイトを徹底的に読み込みます。ザックリではなく徹底的に、いくつかのページではなく全ページです。
その際に、メモを取りながら読んでください。きっちりノートを作る必要はありません。チラシの裏に走り書きで十分です。10サイトくらいを全ページ徹底的に読み込むと、フィリピン留学について一通りの知識は身に付きます。
ネットを一通りチェックすると疑問がいろいろと出てきます。そこでフィリピン留学のエージェントに問い合わせをします。
なんだかんだ言ったところで、フィリピン留学について最も情報を持っているのはエージェントです。ですが、エージェントに問い合わせをするにあたって、重要なポイントがあります。それは、基礎知識を付けてから問い合わせをすることです。
基礎知識がないと、エージェントが言うことに疑問を持つことができません。おかしいと感じることもできません。気が付いたらエージェントにとって都合の良い学校に行かされていた、ということになりかねません。
もちろん、そういった悪質なエージェントはごく少数です。しかし、自分の身とお金を守るためには、自分なりに準備をするのは当たり前のことですよね。まずは基礎知識を身に付ける。それからフィリピン留学のエージェントに問い合わせる。この順番を絶対に守って下さい。
留学エージェントは味方に付けると非常に役に立ちます。エージェントの活用の仕方、良いエージェントの見極め方、学校の選び方などについてはこちらのページを参照してください。
フィリピン留学では、大半のエージェントが手数料無料で留学手続きを代行してくれます。このため、ほとんどの人がエージェントを利用します。
実際の手続きはエージェントがすべてしますので、エージェントから出される指示通りに動くだけです。それ以外で自分でしなければならない作業は、チケットと海外保険の手配です。
なお、フィリピンに留学する場合は、フィリピンの空港に着いた時点で自動的にビザが発給されます。事前に準備する必要はありません。
フィリピン留学の事前準備で最も大切なこと。それは実は英語の勉強、特に文法の詰め込みです。出発前に日本で文法の勉強です。留学してフィリピンで文法を勉強すると思っている方がたまにいますが、これは完全な間違いです。
まず第一に、ろくに聞き取れない英語でややこしい文法を説明されて分かるわけがありません。文法は日本語で書かれた文法書で勉強するのが最も効率が良いです。
第二に、文法の勉強は日本でもできます。日本でもできることを、わざわざ時間とお金をかけてフィリピンに行ってやるなんて、ナンセンスこの上ありません。
では日本でできないことは何かというと、それはリスニングとスピーキング、つまり会話力の養成です。会話力だけは聞いた量、話した量に比例します。日本にいると英語で聞く量、話す量を増やそうと思ってもどうしても限界があります。だからこそ、お金と時間をかけてフィリピンに行くのです。
なのに、せっかくのマンツーマンレッスンで分からないところが出てきて文法の説明になって、そのぶん会話練習をする時間が減るなんて、あまりにももったいないと思いませんか?
ですので、文法や単語など日本でできる勉強はすべて日本でやっておく。そして、フィリピンではひたすら聞いて話して会話力を身に付ける。これが正しいフィリピン留学の使い方です。
得られる成果は準備した量に比例します。日本を出発するギリギリまで、しっかり勉強をしてください。
フィリピンでの留学中に、日本からお金を引き出す際、インターナショナルカードやクレジットカードがあると便利です。
現地で使うおこづかい的な費用は現金で持ち込むのが普通ですが、お金を盗まれたり予想外の出費があった時のため、どちらかのカードを準備しておくことをおすすめします。詳しくはこちらのページを参照してください。
フィリピンへの出発が近づき、いよいよ荷造りです。荷造りの際に注意しなければならないのは、まず第一に機内に持ち込める荷物の重量制限です。これは航空会社によって異なります。
こちらの表はフィリピン留学の際に使う可能性がある航空会社のエコノミークラスで追加料金なしで持ち込める手荷物の重量制限です。「機内預け」はスーツケースなどチェックインカウンターで預ける荷物、「機内持込」はハンドバッグなど機内に自分で持ち込む荷物です。
これらの重量を超えると原則として追加料金が必要となりますので注意しましょう。セブパシフィックとジェットスターのエコノミークラスは無料の手荷物枠はありません。
もう一つの注意点は、機内に持ち込むことができない荷物です。
まず、刃物関係は持ち込めません。化粧水など液体のものは100ml未満に限って持ち込めます。ジッポライターはオイルを抜いた状態であれば持ち込めます。
化粧用のはさみはどうなのかなど、細かいところは各航空会社によって異なります。ヤフー知恵袋などではなく、必ず航空会社に直接問い合わせましょう。
フィリピンに留学する前に、次の2つを計算してみてください。
フィリピン留学に投じる費用っは財布から出ていくお金だけだと思っていませんか? 実はそれだけではありません。フィリピンに留学しなければその間に稼げるお金がある。留学することで稼げなくなる。つまり、財布から出ていくお金以外に、財布に入ってこなくなるお金もあるのです。
例えば大学生が4週間のフィリピン留学をするとして、おこづかいも含めた総費用が25万円だとしましょう。そしてこの人の1ヶ月のアルバイト代が5万円だとします。この場合、この大学生がフィリピン留学に投じている総費用は、25万円ではなく30万円です。
次に、その総費用を留学期間で割り算してください。例えば、4週間で総費用30万円ならば、30万円÷28日=約1万円。これがフィリピン留学1日にあなたが投じている費用です。この金額を絶対に忘れないでください。
留学というのは投資です。資金を投じた以上、それに見合うリターンを得られなければ負けです。フィリピンで楽しかったで終わったら敗北です。
1日当たり1万円投資している。それに見合うだけのリターンを毎日必ず手に入れてやる。強い決意を持ってフィリピンに出発してください。そしてフィリピンでは毎日、今日一日に1万円の価値はあったのだろうか?と自分に問いかけましょう。
フィリピンに限ったことではありませんが、外国に行くと一個人ではなく日本人として見られます。特にフィリピン留学の場合、日系の学校を除くと日本人は圧倒的少数派です。日本人が数人しかいなかったり、自分一人だけという場合もあります。
そこでは、個人の行動が日本人を代表します。山田さんが遅刻すると、「山田さんは遅刻するんだ」ではなく「日本人は遅刻するんだ」と思われます。自分のちょっとした行動が、海外での日本人の評判を上げたり下げたりする。これがパスポートを持つ重みであり、海外に出る責任です。
「自分の行動で日本人の評判を下げない」 出発前に必ずこの心構えを持って下さい。
フィリピンに到着すると空港には学校のスタッフが迎えに来てくれています。どこで待ち合わせるかは事前に留学エージェントから指示があります。
待ち合わせ場所で名前が書かれたボードを持った人が大勢並んでいますので、この中から自分の名前や学校名が書かれたボードを持っている人を探します。
注意点は、待ち合わせ場所から絶対に動かないことです。事情があって迎えの人が30分くらい遅れてくることはたまにあります。指定された場所以外に他に合流できるところはありませんので絶対に動いてはいけません。
フィリピンに到着した時間次第では、学校に着いてから両替ができないことがあります。この場合は空港で両替をしましょう。空港の両替レートは悪いですので、両替するのは飲み物を買うお金など最低限の額にしておいたほうが良いです。
学校に着いて、フィリピンでの初めての夜を迎えることになります。このとき注意して欲しいのは、フィリピンの学校の寮の部屋には、トイレットペーパーなどは備え付けられていない、ということです。
初めての土地で夜に買い物に出たりするのは危ないですので、初日の夜用にポケットティッシュや少量のシャンプー、歯みがきセット、タオルなどは日本から持って行ったほうが良いです。
ほとんどの学校でフィリピン留学の第1日目は授業はありません。授業は2日目からです。初日はまず、レベルチェックテストや、授業や学校設備についての説明などが行われます。
次に学校スタッフと一緒に両替に行きます。合わせて、ショッピングモールなど近隣の案内を受けます。学校に戻ってきて教材の購入や諸費用の支払いなどを行い、翌日からいよいよ授業開始です!
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